【はじめての補聴器】知っておきたい補聴器のこと、レンタルのこと

目次

 
私たちシグニア補聴器はレンタルサービスを運営しています。その中で補聴器を初めて検討する方は、次のようなことで悩まれることが多いようです。

悩んでいる女性

・最近の補聴器は形状が様々でどれを選んでよいのかわからない。
・手ごろなものから高額なものまで、違いは何なの?
・そもそも効果があるの?自分に合うの?
・レンタルができるようだけど借りたら買わなきゃいけないの?
 
このような点はなるべく解決したうえで補聴器の購入を検討したいですよね。今回は、「補聴器を検討するうえで知っておきたいこと」、「シグニア補聴器の2つのレンタルコース」について紹介します。
 

1.補聴器を検討するうえで知っておきたいこと

 
補聴器を初めて検討される方に是非知っておいていただきたい点。
「形状」、「クラスと価格」、「クラスによる違い」についてご紹介します。
 

形状

  補聴器メーカーのウェブページやカタログを見ると様々な形状の補聴器が並んでいます。それぞれに特徴があり、装用される方の「好み」だけではなく、「生活スタイル」や、「手先の器用さ」などを検討して決めることをお勧めしています。それぞれの形状のメリットと注意点をまとめてみました。

RIC型

この10年間で主流なのが、耳かけ型の中でも「RIC型」といわれる形状です。従来は補聴器本体に内蔵されていた音が出る部分を外に出したことで、補聴器の小ささと音質の良さを両立させた人気器種です。

Pure AXとSyletto X

■メリット
・本体が小さく目立たない
・音が出る部分が耳あなの中に入るため、ダイレクトに音が届く。音質が良い
・耳に入れる「耳せん」を変更することができる。装用感が良い。
・Bluetoothなどの通信機能が搭載されており、多機能である。
・スマートなデザインの器種もある。
 
■注意点
・装用に多少の慣れが必要
・マスク、メガネのつけ外し時に補聴器が外れないよう注意が必要
 

耳かけ型

従来から存在するスタンダードな形です。幅広い聴力に対応でき、取扱いしやすいのが特徴です。細かな作業が苦手な方は耳かけ型が装用しやすくお勧めです。

耳かけ型補聴器

■メリット
・軽度から重度難聴まで幅広い聴力に対応できる。
・本体が比較的大きく、取扱いがしやすい。
・本体に操作ボタンがあり、手元で音量の調節等ができる。
・Bluetoothなどの通信機能が搭載されており、多機能である。
 
■注意点
・本体が比較的大きいため目立ちやすい
・マスク、メガネのつけ外し時に補聴器が外れないよう注意が必要
 

耳あな型(オーダーメイド)

こちらも従来からあるスタンダードなタイプです。シリコンで装用者の耳あな型を採り、オーダーメイドで作成するので耳にぴったり収まるのが特徴です。特にコロナ禍でマスクをつけることが多くなり、人気が再燃しています。

耳あな型オーダーメイド

■メリット
・オーダーメイドであるため耳にしっかりフィットする。
・大きさがさまざまあり、耳のあなにすっぽり入り、目立たない器種もある。
・オーダーメイドだから音を逃がさず、高い装用効果が期待できる。*
・マスクやメガネに干渉しない
*装用者の「聴力」や「聞き取りの力」などにより装用効果は異なります。
 
■注意点
・耳の形に合わせるため密閉感は他の器種に比べると高い。
・聴力により本体の大きさが異なる。
・慣れるために時間がかかることもある。
 

耳あな型(既成品)

ここ数年で一気に広がったのが耳あな型(既製品)です。デザイン性の高い「イヤフォンのような形状」や、「目立たない形状」が登場したことで人気が急上昇しています。

耳あな型既製品

■メリット
・オーダーメイドではないためすぐに使用開始ができる。
・耳に入れる「耳せん」を変更することができる。装用感が良い。
・補聴器には見えないデザイン性の高い器種や目立たない器種がある。
 
■注意点
・ほとんどの方の耳にフィットするが、既製品のため耳の形状に合わない方も。
・本体が小さいため通信機能が制限される器種がある。
 

クラスと価格

 
補聴器を検討される場合に、ほとんどの方が一番重視されるのは価格です。
価格は補聴器の「クラス」ごとに設定されています。クラスは、どのような機能が搭載されているのか、どのような保証がついているのかによって5段階に分かれています。ここでは、シグニア補聴器の最新のラインナップについて「クラス&価格」をご紹介します。
*2022年10月時点カタログから引用 *メーカー保証はシリーズにより違いがあります。
*各クラス搭載機能の詳細は、メーカーカタログをご確認になるか、補聴器販売店にお問い合わせください。
*形状やシリーズにより搭載機能に差があります。
 

プレミアムクラス

シグニア補聴器の最上位器種であり、フラグシップモデルです。基本的に全ての機能を搭載しているクラスとなります。

価格:片耳51万円~ 両耳102万円~

プレミアムクラス機能保証

 

アドバンスクラス

多くの機能を搭載し、幅広いシーンで活躍が可能なモデルです。ビジネスシーンや、趣味の場でも適応できる性能を持っています。

価格:片耳36万円~ 両耳72万円~

アドバンスクラス機能保証

 

スタンダードクラス

バランスのとれたクラスです。屋内でも屋外でも、生活の場で適応できる性能を持っています。このクラスまで紛失保証が付きます。 

価格:片耳25万円~ 両耳50万円~

スタンダードクラス機能保証

 

ベーシッククラス

屋内外で使用するために必要な機能をもったクラスです。突発的に起きる大きな音も抑える機能を搭載しています。

価格:片耳20万円~ 両耳40万円~

ベーシッククラス機能保証

 

バリュークラス

雑音抑制やハウリング抑制など基本的な機能を搭載したシンプルなクラスです。

価格:片耳15万円~ 両耳30万円~

バリュークラス機能保証

クラスによる違い

クラスについてもう少し詳しくご説明します。

補聴器の機能は、装用者の「聞こえに関する課題」を改善させるためにあります。上位クラスの補聴器ほど多機能になり、「多くのシーン」、「難しい音環境」で活躍できます。逆に、装用者が普段室内にいることが多いような場合は、多くの機能は不要なのです。

補聴器を検討する際は、ご自身が補聴器を使用するシーンを販売店のスタッフと相談し、必要な機能が搭載されているクラスを選ぶことをお勧めします。

下記にクラスごとのシーンのイメージを記載しますので、参考にしてください。
*画像をクリックするとPDFで開くことができます。
 
補聴器のシリーズクラスと機能
 

2.シグニア補聴器2つのレンタルコースについて

補聴器について「形状」「クラス&価格」「クラスによる違い」をご紹介してきました。大分ご理解いただけたのではないでしょうか?それでも、ご自身に合うのか、うまく使いこなせるのか実際に試してみたいですよね。

シグニア補聴器では、2つのレンタルコースをご用意しています。それぞれ特徴がありますので、ご自身に合ったものをお選びください。

お店でレンタル2週間プログラム

補聴器取扱店

シグニア補聴器のレンタルを実施している全国の最寄りのお店をご紹介します。

【特徴・メリット】
・初めからしっかりと補聴器購入を検討したい方に向いています。
・ご自身の聞こえや補聴器について相談することができます。
・補聴器専門スタッフのカウンセリングを受け、聴力測定をし、ご自身の聞こえに合わせてレンタルすることができます。
・シグニアの様々な器種を試すことができます。
 

お試しレンタルデリバリーサービス

レンタルキット

ネットでかんたん申込み、自宅に直接補聴器が届きます。

【特徴・メリット】
・まずは気軽に補聴器を触ってみたい、試してみたい人に向いています。
・お店に訪問せずに補聴器をレンタルすることができます。
・1ヵ月じっくり生活環境で試すことができます。
・調整や購入を希望する場合は、全国のサービス提携店でレンタル品の調整もできます。
 

2つのレンタルコースまとめ

2つのレンタルコースまとめ

2つのレンタルコースは下記から

お店でレンタル  お試しレンタル

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シグニア補聴器お試しレンタル デリバリーサービス事務局

 

 

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