【はじめての補聴器】装用前に知っておきたい4つのこと
目次
シグニア補聴器お試しレンタル デリバリーサービスでレンタルできる補聴器は、様々な環境に自動適応しながら、よりクリアで自然な音声を聞いていただけるように設計されています。
1.人の脳は新しい音に慣れるまでに時間がかかる
補聴器を初めて装用した際にはしばらく聞こえていなかった音が脳に入ってくることになります。
例えるなら、真っ暗な部屋で寝ていて、突然明るい太陽の光が入ってくるようなものです。
突然の明るい光に目がついていけず、順応するためにはいくらかの時間が必要になりますよね。
同じことが耳にも当てはまります。
2.聞こえてほしくない音が目立ってしまう
補聴器への順応期間中では、いくつかの予期せぬ音に驚いてしまうことがあります。
例えば、着ているシャツを手で擦った時の音や、冷蔵庫の騒音、グラスのぶつかる音などです。
これらの予期せぬ音は、人それぞれのライフスタイルにより変わってきます。
人の脳は、このような音に対して、思っていたよりも大きく知覚してしまいます。
最初は不安に感じるかもしれませんが、正常なことですので心配はいりません。次第に順応していきます。
3.他の人の話し声がこれまでと違った風にきこえる
友人や家族の声をよく理解できるようになることは、難聴者の方が補聴器を装用する最大の目的の一つです。
補聴器はこの手助けをもちろんできますが、一方で新しい聞こえ方に慣れるまでには時間がかかる場合があります。
ほかの人の話し声を理解するためには脳内で多くの処理が必要になり、疲れてしまうことがあります。
これまでとは違った風に聞こえるほかの人の話し声であっても、脳が慣れていくと少しずつその理解も進んでいきます。
4.自分の声が違った風に聞こえる
最後の点は、はじめはご自身の声が少し違った風に聞こえることがあるということです。
装用直後、ご自身の声がいつもと違うと感じるかもしれません。これは正常の感覚です。
これらの感覚に慣れるまでには、数週間、もしくはもう少し長い時間が必要です。
補聴器のマイクは、自分の声を含め、周囲のすべての音を捉えます。
つまり、これまでになかったマイクを通す方法で自分の声を聞いているということになります。
ただこれも、すぐに違和感なく聞こえるようになります。